Chinese Lesson Log 009
注音
この表を見ればなぜピンインよりも注音が発音の勉強に向いていると言われるかがわかるだろう。
ピンインではローマ字読みで表記通り読むと発音されない音や綴と違う音が出てきて紛らわしいことこの上ないことになる。
注音であれば重母音であっても注音の音を発音すれば正しく発音することができるようになっている。
聲母 Initials
漢語拼音 | 注音符號 |
b | ㄅ |
p | ㄆ |
m | ㄇ |
f | ㄈ |
d | ㄉ |
t | ㄊ |
n | ㄋ |
l ㄌ | |
g | ㄍ |
k | ㄎ |
j | ㄐ |
q | ㄑ |
x | ㄒ |
zh | ㄓ |
ch | ㄔ |
sh | ㄕ |
r | ㄖ |
z | ㄗ |
c | ㄘ |
s | ㄙ |
重母音では存在しない組み合わせがあることがわかるだろう。
このない音というのも全体を把握する上では重要になってくる。
というのも、正確に音が聞き取れなくても、ない組み合わせがわかれば相手が何を言っているのか推測しやすくなるからだ。
また韻母の日本語名に注意したい。
言語を学習する際、日本語の文法用語を覚えることは「試験に出るから」と言う理由以外にあまり意味がないといわれるが、幾つかの観点からは有効な意味を見出すこともできる。
まずは文法用語を知ることにより、説明をする・聞くことができるようになる、という点である。
相手と共通の名称で共通の自称を指示することによって何が説明されているのかがわかるようになる。
勉強ができないと言っている一の中には、実はこれがよくわかっていない場合も多い。
ただし、外国に行き現地で言葉を学ぶ際にはこの観点は全く役に立たなくなる。
もう一つの有効な観点は、実は文法用語は勉強するためのまとめ方としてよくできている場合もある(意味がない場合もある)。
中国語の勉強ではこの観点から日本語の文法用語を見ておきたい。
というのも、各音の分類が名称がどこを使って鳴らす音なのか上手く説明ができているからである。
舌根音
舌
等々、感じを見ればその音を出す際に用いる口の部位がわかるであろう。
韻母 Finals
漢語拼音 | 注音符號 |
a | ㄚ |
o | ㄛ |
e | ㄜ |
ê | ㄝ |
ai | ㄞ |
ei | ㄟ |
ao | ㄠ |
ou | ㄡ |
an | ㄢ |
en | ㄣ |
ang | ㄤ |
eng | ㄥ |
er | ㄦ |
i | ㄧ |
ia | ㄧㄚ |
ie | ㄧㄝ |
iai | ㄧㄞ |
iao | ㄧㄠ |
iu | ㄧㄡ |
ian | ㄧㄢ |
in | ㄧㄣ |
iang | ㄧㄤ |
ing | ㄧㄥ |
u | ㄨ |
ua | ㄨㄚ |
uo | ㄨㄛ |
uai | ㄨㄞ |
ui | ㄨㄟ |
uan | ㄨㄢ |
un | ㄨㄣ |
uang | ㄨㄤ |
ong | ㄨㄥ |
ü | ㄩ |
üe | ㄩㄝ |
üan | ㄩㄢ |
ün | ㄩㄣ |
iong | ㄩㄥ |
聲調 Tones
漢語拼音 | 注音符號 | ||
第一聲 | 1st tone | ˉ | |
第ニ聲 | 2nd tone | ´ | ´ |
第三聲 | 3rd tone | ˇ | ˇ |
第四聲 | 4th tone | ˋ | ˋ |
輕聲 | Neutral tone |