當代中文課程3 L.06 日本語文法解説
1.因為…才…
~なので~した
機能:
このパターンは、特定の理由のために何かをしたことを強調する、典型的な因果関係の構造です。
使い方:
「才」は過去の出来事を表す文でのみ使うことができる。
原因と結果を表す表現に「因為…所以」パターンもありますが、これは既に発生した過去の出来事以外にも使うことが出来ます。
2.「…S1…不說, S2也…」による不平や不満
~は言うまでもなく~、~はまだしも~、~はおろか~
機能:
このパターンは二つの問題についての不平や不満を表すために使われます。
後者の不平・不満は前者の不平・不満よりもより深刻です。
使い方:
「…不說,也…」と「不但…, 還…」、両パターンはどちらも最初に提示した何か以外に、別の何かを追加して表現する言い回しです。
第四課で学んだ「不但…, 還…」はポジティブな内容、ネガティブな内容、どちらにも使えますが、「…不說,也…」はネガティブな内容にのみ使えます。
例えば、
他不但成績好, 還很熱心。
という表現はありますが、
*她成績好不說, 也很熱心。
という表現はありません。
3.再加上
加えて、更に
機能:
「再加上」というフレーズは項目を追加して提示します。
ポジティブにもネガティブにも使えます。
4.什麼都…, 就是…
何でも、全て…但し
機能:
このパターンは、先の文で述べた「何でも~だ」ということに対し、例外を追加提示します。
5.寧可…, 也要…
AをしてでもBをする(AよりもBが重要)
機能:
このパターンでは、「寧可」は主語が何等かの我慢をすることを表し、(その結果)より重要なことを得られることを表します。
6.像…的 + noun、~のような
機能:
このパターンは、文の主語または目的語に特別な説明(背景)を追加します。
使い方:
このパターンは當代中文課程2第9課で学んだ、二つの名詞を比較する「像…一樣」とは関係がありません。
例、
他在鄉下買了一片田, 每天吃的都是自己種的新鮮蔬菜, 我羨慕他, 希望能像他一樣。
7.一方面…, 一方面…
一方では~他方では~
機能:
このパターンは、1つの物事に関する2つの異なる視点を提示します。
使い方:
この表現は書き言葉で使われる傾向があり、口頭での会話ではあまり使われません。
8.隨著 S1…, S2也…
結果として…
機能:
このパターンは、先の文の結果、後続の文が実現していることを表します。
別の言い方をすると、後続の文に対し、先の文が貢献していることを表します。
使い方:
このパターンはフォーマルな言い方であり、通常の会話では使用されません。