當代中文課程1 L.07 日本語文法解説
出来事の時間と場所
機能:
出来事の時間と場所は一般的に「時間 + 場所 + 出来事」の順序で文中に置かれます。
文の主語は「時間」の前、または後に置かれます。
構造:
否定:
否定マーカー「不」は「場所」要素の前に現れます。
使い方:
1.全ての出来事は時間と場所に関係しています。
文脈から明らかな場合、時間と場所は文章に明示的に記載されていないかもしれません。
文脈がない場合は一般的に「今」かつ「ここ」を意味しています。
2.単語の順序に注意してください。
「時間」は「場所」の前に置かれます。
例えば「夕食は家では食べません」と言いたい場合、「我晚上不在家吃飯」または「晚上我不在家吃飯」と言い「*我不在家晚上吃飯」や「*我不在家吃飯晚上」とは言いません。
3.台湾では「去/來 + 場所 + VP」は「到 + 場所 + 去/來 + VP」と言い換えができます。
例えば「我們晚上去KTV唱歌」は「我們晚上到KTV去唱歌」と同じです。
しかし台湾以外の地域では後者の言い方はあまり使われません。
「從A…到B…」(場所 / 時間)
AからBへ、AからBまで
機能:
ここで学ぶ「從A…到B…」は二つの場所の距離を示すため、または出来事の行われる期間を示すために使われます。
AとBは場所または時間を示し、人を示すことはできません。
構造:
- 我從早上到下午有中文課
- 從我家到學校有一點遠
- 我今天從早上到晚上都沒有空, 明天再見吧
疑問:
このパターンでは、3つの異なる構造で疑問文を作ることができます。
- …嗎?
你從台北到高雄一個人去嗎? - A not A
從你家到圖書館遠不遠? - A or A
你從你家還是學校到飛機場去接朋友?
ここでの「從A…到B…」は場所の距離や時間の期間を表す使われ方をしていることに注意してください。
後々学ぶ、以下の使われ方とは同じ語でも語順が一般的に異なります。
出発地点と到達地点を表す「從A…到B…」
- 從台北站搭火車去到宜蘭(出発地点と到達地点)
動作の開始と終了を表す「從A…到B…」
- 可以一直吃到早上 (動作の開始と終了)
- 從早場工作到晚上(動作の開始と終了)
- 吃晚飯從6:00吃到7:00(動作の開始と終了)
- 看書從10:00看到10:15(動作の開始と終了)
以下も参考にしてください。
當代中文課程2 L.06の動詞の到達を表す前置詞「到」(場所)
當代中文課程2 L.15の動詞の終了を表す前置詞「到」(時間)
動作の過程、進行中を表す「在」
機能:
「在」「正在」は現在または特定の時点で進行中の行動を表します。
構造:
動詞句の前に「在」を置いて「~しています、~しているところです」と動作行為が進行中であることを表します。
「正在」は「ちょうど~しているところだ」と若干強調して訳されることがありますが大きな違いはありません。
語気助詞の「呢」と共に使われる場合があります。
否定:
進行中の動作は一般的に目の前で今現在進行していることを表す場合が多いので否定の表現はあまり使われませんが、「不」の他「不是」「沒」の否定が使われます
「不是」による否定はより一般的に使われます。
我不是在吃飯, 正在做飯呢。
使い方:
このパターンは状態動詞では使うことはできず、動作動詞でのみ使われます。
つまり「*手機在貴」という表現は正しくありません。
また比較的長いスパンでの動作も進行としてとらえ「在」で表されることがあります。
這五年, 我一直在學中文。
介詞フレーズがある場合、「在」は「介詞フレーズ + 動詞」より前に置かれます。
大家正在都休息。
介詞「在」と二重に使われる事は無く、どちらか一つで代用します。
我在教室念書。
各々、個々、全てを表す「每」
機能:
限定詞(指示代名詞)「每」は各々、個々、全てを表します。
構造:
「每」を使った文章は「例外がない」ことを強調する為、ほぼ全ての場合において副詞「都」を伴います。
「每 + M + N + 都…」
否定:
1.否定マーカーである「不」または「沒」は動詞の前ではなく、「都」の後ろに現れます。
1)他每天都不忙。
2)我媽媽每個週末都沒空。
3)這家商店, 每支手機都不便宜。
2.「~ということではない」を表す「不是」は「每」の前、そして「都」の前に置かれます。
1)他朋友不是每天都(去)看電影。
2)我們不是每天都有書法課。
3)他的兄弟姐妹不是每個人都喜歡打球。
使い方:
「每天」は「每一天」と同じ意味で「一」はしばしば省略されます。
同様に「每個」は「每一個」と同じ意味です。
許可を表す「可以」
機能:
「可以」は行為を実行する許可を表し、助動詞として動詞の前に置かれます。
可以 …(許されて)~できる
使い方:
1.レッスン3での例文
看電影可以學中文
とレッスン5の
你可以教我嗎?, 可以
では、誰かが何かをすることが可能かどうかを示すために「可以」が使われていました。
このレッスンでの「可以」は、「我有空可以去看看嗎?」のように許可を求める為に使用されます。
2.否定の場合は通常「不能」「不行」などがよく使われます。
否定形の「不可以」は「可能性」の意味はなく「許可」の意味でのみ使われ、語気の強い禁止表現となります。
你不可以說老闆不好
一方で「可不可以」「可以不可以」という疑問文の場合は、「許可」または「可能性」を表します。
例えば、
1)你可不可以明天來?(可能性)
2)我可以不可以買一支新手機?(許可)
3.質問に答える場合「可以」単独でも使われます。
A:媽媽, 我可不可以買這支手機?
B:可以。