當代中文課程2 L.15 日本語文法解説
動詞の終了を表す前置詞「到」(時間)
~まで
機能:
動詞が前置詞「到」を伴い時間的な表現も持つ場合、このパターンは行為が「到」が指し示す時点まで続いていることを表します。
ここで学んでいる「到」は場所ではなく、時間に関する使われ方であることに注意してください。
使い方:
行為の開始時点を表現する「從 + 時点」をこのパターンに加えると「~から~まで」と行為の完全な期間を示すことができます。
我們上到12:10。 …私たちは12時10分まで(授業)です。
我們上課上到12:10。…私たちは12時10分まで授業です。
他從兩點到五點上中文課。 …彼は2時から5時まで中国語の授業です。(2時から5時までという期間を表しています)
他上中文課, 從兩點上到五點。 …彼は2時から5時までずっと中国語の授業です(2時から始めて5時に達する…という継続しているニュアンスがあります)。
活到老(的時候), 學到老(的時候)
吃到飽(的時候)
以下も参考にしてください。
當代中文課程1 L.07の「從A…到B…」(場所 / 時間)
當代中文課程2 L.06の動詞の到達を表す前置詞「到」(場所)
方法「一M一M」
ひとつずつ
機能:
このパターンは動詞を修飾して「一つずつ」の方法を表します。
構造:
このパターンでは副詞的マーカー「地」はオプションです。
一片一片地吃 …一切れ一切れ食べる
一口一口地吃 …一口一口食べる
一粒一粒地吃 …一粒一粒食べる
一張一張地上傳 …一枚一枚アップロードする
一題一題地寫 …一問一問書く
一題一題地檢查 …一問一問調べる
一個字一個字地說 …一言一言話す
一筆一筆地寫 …一筆一筆書く
一M一M地だけでなく、以下のような表現も可能です。
- 半M半M地吃
- 三M三M地吃
「一M比一M」による状態の強調 ますます~、より多くの~
機能:
このパターンは疑問の名詞と仮の比較を行うことで状態を強調します。
否定:
「一M比一M」形式の否定文は肯定文よりも一般的ではなく、たまに見かける程度です。
使い方:
いくつかの文脈ではこのパターンはほぼ同じ意味を持つ「越來越」に置き換え可能です。
開始を表す「起來」
機能:
「起來」は動詞に続き、行為又は状態の開始を表します。
構造:
「起來」の前の動詞は状態動詞または行為動詞です。
「了」は動詞の前、または「起來」の後ろに置かれることがあります。
否定:
このパターンの否定は潜在モードの「V不起來」のみです。
「四子格 sì zi gé」 四字熟語
機能:
四字熟語はあらかじめ組み合わせが決まった表現です。
いくつかの例が第1巻でも既に紹介されています。
例:萬事如意, 心想事成, 生日快樂
例えばこの課では「步步高升, 年年有餘, 恭喜發財」などが紹介されました。
四字熟語は簡潔な表現ながら多様な意味を持っているため、頻繁に使われます。
異なった構造の四字熟語は通常異なる意味を示しています。
1.「大A大B」のパターンは「A」と「B」は二つの単音節の似た意味の語が置かれます。
このパターンは通常文中の述語として機能し、「非常にAとB」であることを表します。
2.「有A有B」のパターンは通常文中の述語として機能します。
「A」と「B」は二つの単音節の反対の意味を持つ語が置かれます。
状態動詞、名詞、行為動詞どれでも置くことができます。
このパターンは「いくつかのAとB」または「AとBを有する」「AとBを経験する」といった意味を示します。
使い方:
1.異なる四字熟語の形は異なる情報量を持ちます。
例えば、「有A有B」形式の方が「大A大B」形式よりもより多くを表現します。
「有A有B」の例には「有高有低」「有快有慢」「有新有舊」などがあります。
2.いくつかの四字熟語表現は特別な意味を持っており、漢字から意味を推測することができないため丸暗記する必要があります。
例:
(1)有頭有臉
(2)有聲有色
3.同じような意味の語が全て「大A大B」などのパターンで使えるわけではありません。
多くの四字熟語のフォーマットは限られた語のみ組み合わせて使うことができます。