當代中文課程4 L.07 日本語文法解説

06/02/2021

1.驚きを表す「還」

機能:
この副詞は話し手の何かに対する驚きを表現します。
おそらく~だろうという予測が前提としてあり、その予測が裏切られた驚きを表します。

使い方:
「還」の後ろにはしばしば「真」や「滿(蠻)」のような程度を表す副詞が続きます。

2.同時進行の行為を表す「一下…一下…」

機能:
「下」は動詞的な付加表現であり非常に短い時間を表します。
このパターンは通常は二つの行為を素早く切り替えることに対し用い、話し手の不快感を表したり、よくないニュアンスで使うことが多いです。

使い方:
「一下」を動詞と組み合わせると副詞のように機能します。
また、否定的な出来事と組み合わせて使うことはできません。

3.「A分之B」の多様な機能

機能:
A = 分母
B = 分子

使い方:
分母が百の場合、千の場合、一万の場合、分数はそれぞれ百、千、万という発音されます(一百、一千、一万のような頭の一は不要)。
従って4%は「*一百分之四」ではなく「百分之四」と発音します。
分子分母ともに百の場合「百分之百」と発音され、確実性の表現として使われます。

4.途切れることなく連続していることを表す「一連」

機能:
副詞「一連」は途切れることなく続く活動、または連続して起こるイベントに対して用いられます。

使い方:
1.「一連」の後ろには動詞の他、常に期間を表す数字が続きます(五個…, 三天, 十六個小時, etc.)。
2.動詞が否定形の場合期間を表す数字は「一連」の直後に置かれ、動詞はその後ろに来ます。
3.「一口氣」と「一連」の違い
「一連」は概念的に連続している動作や出来事に対して用いられ、時間的な中断を含んでいる場合もあります。
「一口氣」 は時間的な中断を含まず、連続していることを表します。

5.行為に対する満足を表す「V個夠」

機能:
このパターンは何らかの行為に対する大きな満足を表現します。

使い方:
1.この表現は過去の行為よりもしばしば未来の行為に対して使用されます。
2.この表現は「吃個飽、看個高興、玩個痛快」などと同様、「行為 + 個 + 状態」型表現の一つです。
3.この表現は否定的に使うことはできません。
 *吃個不夠, 吃個不飽.

6.有助於
 ~の助けになる

機能:
このパターンは何かが他の何かの実現の助けになることを表します。

使い方:
このパターンはかなりフォーマルな表現で、口語的に使いたい場合は「對…有幫助」が代わりに使われます。
 好的教育對提高國家競爭力有幫助。 …よい教育は国家競争力の向上の助けになります。

7.於是…
 だから、なので、従って、結果的に

機能:
接続詞「於是」は先行文S1で与えられた理由を動機とし、そこから導かれる行為後続文S2へと結びつけます。

使い方:
「於是」と「所以」の違い
「所以」は純粋な因果関係で使用されます。
「於是」は後続文S2は先行文S1に起因するほど直接的な結びつきはなく、あくまで別の事象として独立的に行われることを表します。
また「於是」は時間順の行為を示唆します。
 因為颱風來了, 所以/*於是房子有好幾個地方壞了, …台風が原因で家が壊れた
 於是/*所以我們請人來修理房子 …家が壊れたので、修理に人を呼んだ

8.向
 ~に向けて

機能:
方向を表す前置詞「向」は行為のターゲット(人または物)を示します。
しばしば「向」は「跟」に置き換えられます。
「向」は主に書き言葉として使われます。

使い方:
1.「向」は「前, 後, 左, 右, 東, 南, 上, 下…」などの方向を表す語を後ろにとることができます。
この行為の方向を表す用法では「跟」で代用することはできません。
 1)站在那棟房子前, 向前看, 會看到一條河; 向後看會看到一座山。
 2)司機先生, 請在下一個路口向右轉。
2.「向」が動詞の後ろに続く場合、動詞は通常一音のみの動詞となります。
このパターンは主にフォーマルな語として使われます。
 1)台灣大部分的河都流向大海。
 2)排隊上來了一個美女, 大家的目光都轉向她。

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