當代中文課程1 L.14 日本語文法解説
1.動詞「了」の後に置かれる期間の長さ
機能:
このパターンは完了した行為の期間の長さを示します。
構造:
基本構造は「動詞 + 期間の長さ」です。
1.もし動詞が他動詞で後ろに目的語を持っている場合は、動詞を繰り返す必要があります。
1)他租房子租了半年。
2)他住台北住了三年。
2.目的語が他の場所(文頭など)に移動している場合は動詞を繰り返す必要はありません。
1)房子他只租了半年。
2)台北他只住了三年。
2.二つの「了」で表す完了した日時
機能:
「了」が二つ使われているパターンは、ある行為が完了してからその発言時点までの期間を示します。
その行為が話している時点でも継続しているのか、既に完了しているのかは文脈によります。
3.「快…了」 ほぼ、すぐに
機能:
「了」を使った文にはしばしば「何かがすぐに起こる」ことを表す副詞「快」「要」または「快要」と共に用いられます。
この「了」はすぐに起こるであろう変化を示唆しています。
使い方:
このパターンは行為または出来事がすぐに起こることを示しています。
台湾では「我的生日快要到了。」のように、二音節ある「快要」が好んで使われます。
もし具体的な時間を表す語が文中にある場合「快要」を使うことはできません。「*他明天快要回來了。」
また時間を表す成分を前に置く場合、「(時間) + 就要…了」が使われます。
我下個星期就要回國了。
4.「更」による比較
機能:
「A比B…」パターンはAとBという二つの項目を比較し「AはBより…だ」ということを表します。
比較の程度を言う場合は「A比B…程度」の語順になります。
程度を表す表現は具体的な数の場合もあれば、一點兒, 一些, 多了, 得多といった漠然とした量の場合もあります。
副詞「更」は前の文章で提示された事実よりも「より、いっそう、なおさら」といった強調を表します。
例えば「星期天我更忙。」は「日曜日は(普段よりも)もっと忙しい」ということを意味します。
この課では比較を表す「比」と一緒に使われる「更」を紹介します。
構造:
「更」は状態動詞を修飾する副詞で、その修飾される状態動詞の前に置かれます。
「A比B更…」または「A比B還…」という場合、「Aの方が多いけれどもBもある程度は…である」という意味を暗黙裡に内包している場合が多いです。
疑問:
疑問文の場合、「是不是」パターンを使うのが一般的です。
5.「沒有…」による比較
機能:
「A沒有B那麼/這麼…」パターンはAとB、二つのものを比較する際に使われ、「AはBほど…ではない」という意味を表します。
同じAとBの関係を表す「比」を使った表現と表裏の関係になっています。
中文比英文難
英文沒有中文難
「A比B…」の表裏の関係として「B沒有A…」以外に「B不比A…」という表現もありますが、これは「B比A…」という命題の否定であり、一般的には訂正や反駁といった用途で使われる文型です。
構造:
このパターンは通常「沒(有)」を伴い否定形で使われることに注意してください。
肯定文の形で「A有B那麼/這麼 + 状態動詞(形容詞)」という形になることは「嗎」疑問文を形成する場合を除きほとんどありません。
「那麼」や「這麼」は省略されることもあります。
疑問:
疑問文では「A-not-A」パターンが使われます。
使い方:
このパターンは「AはBほど…ではない」ということを表します。
AとBが同じ場合、第十三課で紹介した「同じ程度」を表すパターン「A跟B一樣…」が使われます。
「より優れた程度」を表すパターン「A比B…」と合わせ、比較の文章には以下のように三通りがあります。
1)今天跟昨天一樣熱。(AはBと同じ程度)
2)今天沒有昨天那麼熱。(AはBより劣った程度)
3)今天比昨天熱。(AはBより優れた程度)