當代中文課程4 L.02 日本語文法解説
1.動詞の補語「成」
~を成した、成功した
機能:
「成」は成功を示す結果補語で、 動詞が示す内容が成功したことを表す。
使い方:
1.「成」は実モード(actual mode)、潜在モード(potential mode)どちらでも使用できます。
2.當代中文課程3の第二課に示されている「成「は動詞の補語ではなく、目的語を必要とする第二動詞であり英語で言う「into」と訳すことができます。
2. 何かネガティブな事態が発生した場合を想定する「萬一」
機能:
この副詞は文字通り「一万分の一」というかなり低い可能性を意味し、その低い可能性にもかかわらず不幸にも何かが起こる可能性を示します。
使い方:
「萬一」は望ましくない出来事を想定しており、他の条件節と合わせて使用することもできます。
「萬一的話」という表現も可能です。
3.以為
~と思っていた(間違えていた)
機能:
動詞「以為」は、特に口語表現で話し手や主語が話の前提を間違っていたことを告白する際に使います。
使い方:
1.公式な説話、演説などでは「以為」と「認為」は自由に置き換えて使用されます。
2.「以為」は真実を提示する「其實」と一緒に使われることが多いです。
4.副詞「可」
機能:
副詞「可」には二つの機能があります。
1.一般論に対する話し手の反論を強調します。
2.柔らかい調子で注意や提案を伝えます。
使い方:
「可」は命令文でよくつかわれ、後ろには「要、得、不能、別」などの言葉が続きます。
5.免得
~しないように、~を避けるため
機能:
望ましくない出来事の発生を避けるための提案を行います。
「A, 免得B」の形で使われ「Aを適切に行えば、Bを避けることができる」ことを表します。
逆にの言い方では「Bの発生を避けるためには、Aを行う必要がある」という意味になります。
6.過去の体験を表す「曾經」
以前~した、かつて
機能:
「曾經」は過去に経験したことを表す副詞です。
使い方:
1.「過」は体験的な側面であり、「曾經」と併用することができます。
「過」は常に主動詞の後ろに置かれます。
例、
他曾經當過英文老師。 …彼は(かつて)英語の教師をしたことがあります。
2.「曾經」は肯定文でのみ使えます。
以下のような表現には使えません。
*我沒有曾經工作。
*他曾經沒去過西班牙。
3.「曾經」は正式な対話や演説などで使われます。
例、
我記得你曾經跟我說過你的計劃。 …あなたが(以前)私に計画を話したことを覚えています。
7.列挙を表す「等」 ~など
機能:
列挙で使用される「等」は文脈に応じて「閉じたリスト(限られた選択肢)」または「開いたリスト(他の可能性を含む選択肢)」を示します。
使い方:
1.列挙されたアイテムの総数を列挙の後に再表示し強調します。
例、
這個大學熱門的科系有國際關係系, 會計系, 中文系, 英文系等四個科系。
(4つであることを強調している「閉じたリスト」)
2.「等」は重複して用いられ「等等」となる場合もあります。
生活中有很多事都離不開電腦, 比方說: 買東西, 查資料等等。
(他にも項目があることを示唆する「開いたリスト」)
8.「所」による動詞のマーキング
機能:
「所」は名詞を修飾する関係句内の動詞をマーキングし強調、または全部という意味を表します。
一般的に所V的 + Nといった形で使われます。
使い方:
「所」は完全に形式的に使われ、あってもなくてもかまいません。