當代中文課程2 補足資料 様々な表現
二重目的語表現
動詞 + 目的語1 + 目的語2
主に授与動詞に多いですが、動詞の中には目的語を二つとるものがあります。
目的語1(人などの対象)に対し、目的語2(物などの事物)を動作行為(与える等)という構造になります。
- 我給你一千塊錢
- 著你一百五
- 我告訴你一個好消息
- 張老師教我們數學
動詞の後に「給」をつけて複合動詞の形にして使うものもあります。
- 我借給你一把雨傘吧
*「給」を使った表現は若干命令口調や失礼なニュアンス、教養がない印象を与える場合があります
同時進行の表現
「一邊…, 一邊…」で「~しながら…する」と二つの動作が同時に進行していることを表します。
- 一邊看書, 一邊吃飯
取り立て表現と全面否定の表現
連 + 都/也 …~さえも
中国語で「~さえ」「1つも~」のように何かを取り立てて言う表現は介詞「連」で最も極端な事例を取り上げ、その後「都」または「也」で受け、強調して表します。
「連」は省略される場合もあります。
離合動詞の一部や動詞句が「連」で取り立てられることがありますので注意しましょう。
一 + 都/也 …1つも/1人も/1個も…ない
取り立てる極端な事例の部分に最少数の「一」が入り、後ろに否定表現を置くと「1つも/1人も/1個も…ない/なかった」という全面否定の表現になります。
「連」はしばしば省略されます。
一點兒 + 都/也 …まったく…ない
「一」の後ろに不定量詞「點而」が来ると「一點兒…都/也…不/沒」は「まったく~しない/しなかった」という慣用表現です。
疑問代名詞 + 都/也 …何も/誰も/いつも…ない
更に取り立てられる成分の置かれている位置に疑問詞を置いて「何も/誰も/いつも…ない」という言い方ができ、「一」を使ったケースと共に中国語の全面否定表現を構成しています。疑問代名詞の「怎麼」を用いた「怎麼也…(否定)」は「どうしても…ない」という慣用表現になっています。
- 我現在不餓, 什麼都不想吃
- 門怎麼也推不開
形容詞の重ね表現
形容詞は重ね表現を形成することにより意味やニュアンスを生成します。
- A → AA的
- AB → AABB的
「的」は接尾辞であり、名詞成分を作る構造助詞の「的」ではありません。
また語によっては発音が変化し、2音節目が1声になったり、R化するものもあります。
連用修飾語になる場合は「的」ではなく「地」を用いるとなっていましたが、上記にあるように最近は簡易的に「的」を用るようになってきています。
述語として連体修飾語を形成する場合(意味上名詞性成分にかかる場合)→様子を生き生きと描写します
- 他有一雙大大的眼睛 …彼は大きなクリクリした瞳をしている
- 屋子裡空空的, 什麼也沒有 …部屋の中はがらんとしていて、何もない
補語として連用修飾語を形成する場合(意味上動詞性成分にかかる場合)→程度を強めます
- 一個老人慢慢地走過馬路 …一人の老人がゆっくりと道を歩いています
- 我們的教室打掃得乾乾淨淨的 …私たちの教室をピカピカに掃除します
一部の程度の意味を含んだ形容詞はABABとなります。
- 筆直 -> 筆直筆直
- 雪白 -> 雪白雪白
形容詞の重ね型は程度を含んだ表現なので、「很, 非常…」等程度副詞の被修飾語になることはありません。
- 很高的樹
- 高高的樹
*很高高的樹
付帯状況を表す表現
動詞が二つ並んだ連動文の形で第一動詞にアスペクト助詞「著」をつけ「動詞1 + 著 + 動詞2」の形で「動詞1が持続した状況下で動詞2をする」という意味を表すことができます。
- 孩子們躺著看書
- 他們是走著去的, 沒坐汽車
- 這個蔬菜炒著吃好吃