當代中文課程1 L.03 日本語文法解説
1.時間を表す語の配置
構造:
時間を表す語のような動詞を修飾する語を日本語では用言を修飾する語、連用修飾語と呼びます。
中国語での連用修飾語は「動詞より前」に置かれ、特に時間を表す語は一般的に「主語の後」に置かれます。
「動詞の前」ではなく、「主語の後」ということがポイントであり、つまり副詞が使われる文では一般的に副詞よりも前に置かれます。
ただし、「主語の前」に置かれる場合もしばしばあり、語順があいまいな場合は主語の前に置く方が安全です。
他今天來嗎?
我每天早上去運動。
你們明天也要上班嗎?
使い方:
時間の単位は日本語と同様、大きな概念から小さな概念への順で表現されます。
例えば;
1.明天晚上…明日の夜(日→時間)
2.週末早上…週末の朝(日→時間)
2.何かをしに行くことを表す「去 + VP」
機能:
「去 + VP」は何かをしに行く意図を表します。
ここでは「去 + VP」と「去」を動詞句として用いていますが、このような二つ以上の動詞句を並べる構文を日本語では連動文と呼ぶことがあります。
日本語では「~しに行く」という場合「~して来る」と帰ってくることにも焦点が当てられますが、中国語では一般的に行くことにのみ焦点を当て「去 」が使われます。
構造:
否定マーカー、助動詞、副詞は「去」の前に置かれます。
また基本的に動作の行われる順に動詞句を並べます。
我今天不去圖書館你念書。
我要去餐廳吃飯。
3.主題に焦点を当てた文章
機能:
あなたが目的語である「人、出来事、物」を記述、説明、評価したい場合、その「人、出来事、物」を文の先頭に置き「主題」とします。
その際残りの文は「主題」に対する「注釈」として機能し、「主題-注釈」文を形成します。
構造:
「主題」は常に文の先頭に置かれます。
使い方:
「主題-注釈」文では、先頭に置く目的語が集合名詞または複数の名詞からなる場合、全体マーカーである「都」も用いる必要があります。
4.副詞の語順 「也、都、常」
構造:
1.「也、都、常」といった動詞を修飾する副詞は、常に動詞の前に置かれます。
也 / 都 / 常 + VP
2.「也 」の他に「 都」または「常」のどちらかを用いて文中のVPを修飾する場合、「也」は常に「都」または「常」の前に置かれます。
也 + 都 / 常 + VP
否定:
否定では「也」は否定マーカー「不/沒」の前に置かれ、「常」は「不」の後に置かれます。
「都」は「不」の前または後どちらにでも置かれますが、置かれる位置によって文の意味が変わるので注意が必要です。
参考:當代中文課程1 L.02
ただし、一般的に「我也都不常…」以外の語順はあまり使われません。
我也都不常吃蔬菜
我也都不常寫功課
我也都不常煮飯
我也都不常讀書
5.提案の「吧」
機能:
「吧」は、話し手からの提案や勧誘を示します。
構造:
「吧」は文末に置かれます。
使い方:
「吧」は命令を柔らかくするために使用されます。
喝吧!
走吧!
「吧」のない命令は厳しく直接的で礼儀がないように聞こえるので注意が必要です。
喝!
走!