當代中文課程2 L.05 日本語文法解説

06/02/2021

還 hái
 まだ

機能:
副詞「還」は質問の状況が変わらずに残っており「まだ」の状態であることを表します。
その他、「更に、加えて」という意味もあります。

構造:
文中に複数の副詞がある場合、「還」は否定の副詞を含め他の副詞よりも前に置かれます(ただし「也」よりは後ろに来ます)。
疑問:
副詞「還」が文中で使われる場合はいつでもその前に「是不是」による疑問文構造を使うことができます。

使い方:
副詞「還」は様々な意味があり、英語訳は文脈に依存します。
1.通常は状態動詞とともに使われ「まだ」の意を表します
 我們還沒決定。你有什麼建議?
 可是我說話, 還說得不夠流利。
 菜還很多, 你要多吃一點。
 這個工作的薪水還不夠付小孩的學費, 他得再找另外一個工作。

2.通常は行為動詞とともに使われ「加えて」の意を表します
 昨天晚上肚子很不舒服, 還吐了好幾次。
 下了課要寫作業, 還要準備第二天的課。

「V著 zhe」による動作の方法

機能:
主動詞(通常は動作動詞)の前に置かれる「V-著」パターンは動作が実行される方法を表します。
一般的には「Aをした状態でBをする」と考えるのが一番よく理解できるでしょう。
その他、「SV 著 + V」で一時的な動作を意味する場合もあります。

構造:
「著」の前の動詞は普通は全て自動詞または他動詞の動作動詞です。

使い方:
1.このパターンは台湾で頻繁に使われる同時に二つの動作を行う「一邊…, 一邊…」パターンとは異なっています。
以下の例を比較してください。
 a.我常看著電視吃飯。 私はいつもテレビを見ながらご飯を食べます。
 b.我常一邊看電視, 一邊吃飯。 私はいつもテレビを見たりしながら、ご飯を食べます。
または、
 a.你不要聽著音樂做功課。 音楽を聴きながら宿題をしてはいけません。
 b.你不要一邊聽音樂, 一邊做功課。 音楽を聴いたりしながら、宿題をしてはいけません。 
すべての動詞が両方の構文で使えるわけではありません。
 a.麵店沒有座位了, 我們得站著吃麵。 店に席がないので私たちは立って麺を食べなければなりません。
 b.* 麵店沒有座位了, 我們得一邊著, 一邊吃麵。

2.通常は「V-著」パターン内の動詞は行為動詞です。
しかし「忙著」や「急著」のような、いくつかの一時的な状態動詞も使うことができます。
ただし、こうした一時的な性質の状態動詞はほとんどありません。
 他忙著找工作。
 陳小姐急著準備找工作的履歷表。
 媽媽忙著給大家做飯。

文中の複数の動詞句

機能:
もし文中に複数の動詞句がある場合、その動詞句の順番はその行為が行われる時間的順序を反映します。

構造:
一部の動詞のみが動詞句の順序を変えることができますが、動詞句の順序が変わると文の意味も変わります。
以下の文は見てください。
 我們送朋友去機場。 私たちは友達を空港まで送って行きました。
 我們去機場送朋友。 私たちは空港に行って、友達を見送りました。
 他們坐巴士到台北。 彼らはバスに乗って台北に行きました。
 他們到台北坐巴士。 彼らは台北についてからバスに乗りました。
 明華送爸爸去高鐵站。 明華は父親を高速鉄道駅まで送って行きました。
 明華去高鐵站送爸爸。 明華は高速鉄道駅に行き、父親を見送りました。

否定:
否定の語は最初の動詞の前に置かれます。

疑問:
「A-not-A」パターンは最初の動詞にのみ適応できます。
「是不是」パターンも使われます。

「在」 + 場所 + 動詞
動詞 + 「在」 + 場所

「在 + 場所」を介詞フレーズとし「在 + 場所 + 動詞」で「ある場所で動作を行う」と解釈するのが基本です。
一方で「動詞 + 在 + 場所」の語順で使われる場合があり、この場合は「動作を行った結果、ある場所にある」と「在 + 場所」を補語として考える場合があります。(参考:結果補語

等 děng… 就 jiù…
 AになればすぐにBが~

機能:
このパターンは「AになればすぐにBが続く」ことを表しています。

構造:
否定:
このパターンは基本的に文の結合をもたらします。
結合する文が否定文になる場合もありますが、「不等」という特別な否定文もあります。

使い方:
二つ目の出来事を表す二つ目の句はしばしば副詞「再、才、就」が使われます。
副詞の選択は文脈と意図する文の意味に依存しています。
 等她來了, 我再離開。(再:順序として行われる次の行為)
 等她來了, 我才離開。(才:条件)
 等她來了, 我就離開。(就:すぐに行われる次の行為)

V著V著, 就…了
  Aをしている間にBが起こる

機能:
このパターンは「Aをしている最中にBが起こる」という意味です。

構造:
動詞が他動詞の場合。その目的語を動詞の後ろに置くことはできません。
主題として文の先頭に置くか、文脈から明らかな場合は省略することができます。

Advertisements