當代中文課程2 L.07 日本語文法解説

06/02/2021

1.方向を内包する構造「V1V2」と「V1V2V3」

機能:
中国語で動きに言及する場合、話し手に向かってくるのか、話し手から離れていくのかを表す方向動詞が必要であり、V2の位置に置かれます。
V1V2V3は基本的にすべて動詞であり、組み合わせによって異なる機能を持ちます。

構造:
二つの主要な方向を内包する構造があります。
1.方向 + 方向動詞(V1V2)
 方向: 上, 下, 進, 出, 回, 過
 方向動詞: 來, 去

2.動作動詞+ 方向+ 方向動詞(V1V2V3)
 動作動詞: 走, 跑, 站, 坐, 拿, 追, 帶, 開 etc
 方向:上, 下, 進, 出, 回, 過 etc.
 方向動詞:來, 去
目的地の位置:
動作の目的地は方向動詞の前に置かれます。

使い方:
アスペクト詞の「了」を使う場合はV1の後ろに置きます。

2.把とV1V2V3

機能:
これは名詞を別の場所に動かす「把」構造の別のタイプです。
このパターンは第6課の文法4と密接な関係があります。

構造:
基本的なパターンは「主語 + 把 + 目的語 + V1V2V3」です。

使い方:
「把」構造の目的語は常に明確で省略できません。

3.「嗎」による挑発的表現

機能:
否定的な文が「嗎」で終わる場合、その調子は丁寧というよりもむしろ挑発的で失礼なニュアンスを帯びます。
話し手は質問をしているわけではなく、知っていて当然であると確認している表現になります。

構造:
挑発的または修辞的な質問は通常、話し手の驚きや不快感を意味します。
このような質問は英語の場合と同様、一段高い声で発音されます。

4.姿勢動詞による存在文

機能:
姿勢動詞とは「座る、立つ、寝転ぶ、膝をつく、しゃがむ」などを指します。
これらの動詞は行動文または存在文で使われます。
存在文の場合はその名詞が意味するところの物理的な姿勢で存在していることを示しています。

構造:
存在文では一般的に姿勢動詞は「了」や「著」といったアスペクト助詞とともに使われ、姿勢動詞の主語は特定のものではなく一般的なものになります。
「放, 走, 來, 住」の他、「掛 guà, 躺 tǎng, 貼 tiē」などの姿勢動詞でない動詞もこの構造になることがあります。

5.為了
 ~のために

機能:
前置詞「為了」は「(ある目的)のために」という意味を表します。

構造:
「為了」の目的語には名詞句も動詞句もとることができます。
否定:
「別」または「不是」どちらでも否定文を作ることができます。

使い方:
「為了」は1つの語彙です。
「為了」は文脈により様々な英語に訳されますが、特に何かを勧めするような訳に注意してください。

Advertisements