當代中文課程4 L.11 日本語文法解説
1.偏偏
(状況に使う場合)こともあろうに、あいにく
(人に使う場合)わざと、希望に反して、あくまでも
機能:
副詞「偏偏」はある状況の発生に際し、話し手の期待通りにいかないことに対する不快感を表します。
使い方:
1.この副詞「偏偏」は「倒」や「卻」、「反」よりも強いニュアンスを表します。
2.意図的な行為に対して用いられる場合、「偏」は重複せずに使うことができますが、その場合は主語の前に置くことはできません。
また、「要」や「不」と組み合わせた「偏要」、「偏不」もよく使われます。
1)我不想被家庭束縛, 但她偏要生兒育女, 所以我們就分手了。
2)他希望我不要去參加晚會, 我偏要去。
3)小林叫我不要花錢買生日禮物給他, 可是我偏要買禮物讓他開心。
2.照
固辞する、こだわる、あえてする
機能:
副詞「照」は主語が与えられた指示を全く無視して何らかの活動に従事しているという事実、または何かが持続しているという事実を表します。
使い方:
1.「照」に続く動詞は常に過去と関わっています。
2.「照」に続く動詞の多くは単音節の動詞で「照看、照寫、照拍、照拿、照摸」のように使われます。
3.亂V vs. 照V
「亂」の後続には「亂寫、亂做、亂花錢、亂交朋友」というように、単音節の動詞または目的語を伴った動詞句が続くことができます。
「照」の後続には「叫他別彈吉他了、但他還照彈 」というように、単音節の動詞のみが続くことができます。
その他、「偏偏」と一緒に使うこともできます。
3.難得
まれに、(機会が)なかなかない
機能:
「難得」は副詞であり、ある出来事が一般的には経験されない得難い出来事だ、という話し手の意見を表します。
使い方:
「難解」は「很」や「真」によって修正することによって、状態動詞的な表現としても使えます。
真難得, 那麼年輕就自食其力, 不靠父母了。
4.在…之餘
~なければ~に従事している、~の他に~をしている
機能:
このパターンはフォーマルであり、主語があることに従事している時間以外の時間、何をしているのかを表します。
使い方:
「在…之餘」の用法には動詞句や名詞句など様々な要素が使われます。
このパターンはややフォーマルな表現あり、口語表現では使用されません。
5.難以…
~をすることが難しい
機能:
このパターンは何かを引き受けることが難しく、ほぼ不可能であることを示します。
口語表現では使われない書面語の副詞です。
使い方:
1.「難以」はフォーマルであり、後続には「事情太複雜了, 目前還難以處理」のように二音節の動詞(雙音節動詞)が続きます。
2.「難以」の後ろには常にVPが続きます。
6.漸漸
だんだん、徐々に、ゆっくりと
機能:
副詞「漸漸」はあるプロセスが段階的に移り変わり、緩慢な増加または減少によって完了に向かっていることを表します。
使い方:
「漸漸」はそれ自体で一つの表現であり「漸」の重複した表現ではありません(「漸」という短音での表現はありません)。
「漸漸」はしばしば副詞マーカーの「地」と結合しますが、主語の前に置かれる場合は必ず「漸漸地」と結合しなければなりません。
この場合「漸漸地」の後はコンマで区切られます。
・漸漸地、我越來越了解他了。
徐々に彼について分かってきた。
越來越…と同じ意味ですが一緒に使い意味を補強することができます。
また、「著、過」と一緒に使うことはできませんが「了」とは一緒に使えます。
7.可見
~ということがわかる
AということからBということがわかる(Bは思考を通して明らかになったことであり、単純な因果関係を表す「所以」とは意味が異なる)
機能:
「可見」は後続文S2の接続詞であり、S1から自然に導かれている流れを表します。
8.對於…而言
〜に関して言えば
機能:
このパターンは文章全体の中の焦点をマーキングします。
使い方:
「對…來說」のパターンは
對台南人來說, 早餐非常重要
といったように、常に人か人のグループに適応されますが、「對於…而言」のパターンではそうした条件は必須ではなく
對於高科技的發展而言, 如何培養研究人員是最重要的議題
といったような、フォーマルな状況にも使えます。
「對於…而言」の「於」は省略可能です。