當代中文課程2 L.09 日本語文法解説
1.動詞の補語「好」
機能:
結果補語としての「好」は、行為が正しく実行され終了し、動作が満足できる程度で完了したことを表します。
使い方:
1.結果補語の「好」と「完」は多少意味が重なっていますが全く同じではありません。
2.以下のようないくつかの動詞は「好」と完全に結合します。
「完」と置き換えられるか考えてみましょう。
実モード:
搬: V好, 沒V好
寫: V好, 沒V好
想: V好, 沒V好
做: V好, 沒V好
準備: V好, 沒V好
買: V好, 沒V好
賣: *V好, *沒V好
吃: *V好, *沒V好
潜在モード:
搬: V得好, V不好
寫: V得好, V不好
想: *V得好, *V不好
做: V得好, V不好
準備: V得好, V不好
買: *V得好, *V不好
賣: *V得好, *V不好
吃: *V得好, *V不好
2.成功を表す動詞の補語「到」
機能:
「到」が動詞の補語として機能する場合、ある行為が「成功する」という意味を持ちます。
使い方:
1.「看」や「聽」のような知覚動詞は「到」や「見」と結びつき同じ意味を表します。
「到」は台湾に置いて一般的であり、「見」は中国に置いて一般的です。
2.補語「到」は「看到、沒看到、看得到、看不到」といったパターンの組み合わせで使われます。
3.「沒想到」は慣用句になっており、文の先頭に置かれ話し手の驚きを表現します。
「想不到」は「沒想到」と同じ意味で同じように振る舞います。
3.「比起來」による比較
機能:
「比起來」の語句により二つの名詞が比較され、選択や参照されます。
構造:
このパターンでは「比」は主動詞であり、AとBを結び付ける前置詞は「跟」になります。
否定の表現はありません。
使い方:
1.「A跟B比起來, …」このパターンでAがメインの節の主語である場合、省略できます。
2.このパターンの前置詞「跟」は「和」に置き換えることができます。
例:和烏龍茶比起來, 咖啡真的比較貴.
3.このパターンのメインの節(二つ目の節)では、副詞または動詞の後ろで「比較, 多了, 一點兒」のような程度を表す副詞を使う必要があります。
4.想…一樣…
~のように
機能:
このパターンは二つのこと、または二つの状況の間の類似点を示したい場合に使われます。
A is just like B (in that…)
A is true in the way that B is true.
A/B may be NP, VP or S.
A/B is an NP
A/B is a VP
A/B is a clause.
使い方:
「A-not-A」パターンは「A跟B一樣」と連携できますが、「A想B一樣」とは連携できません。
5.「極了, 得不得了, 得很」による副詞的な補語
機能:
状態動詞の強調は通常「很」や「非常」のように動詞の前の副詞によってなされますが、少数の例では状態動詞の後ろの副詞的な補語によってもなされる場合があります。
構造:
補語による強調には二通りのパターンがあります。
1.得を伴わずに :
V + (極了, 多了, 一點)
2.得を伴い :
V + 得 + (多, 不得了, 很)
使い方:
1.「Vs + 得很」と「很 + Vs」はどちらも強調を表します。
「Vs + 得很」はより口語的で動詞の前の副詞に比べてより強い強調を表します。
また「很」が状態動詞の前で必要なマーカーの役割を果たしている場合、強調の意味がないことを示します。
2.強化を表す「極了」「得不得了」「得很」は「比」と一緒に使うことはできませんが、補語の「得多」「多了」は「比」と一緒に使うことができます。
6.「余裕があること」を表す動詞の補語「起」
機能:
「起」は動詞の補語であり、「何かを成す余裕がある(十分なお金がある)」ことを表します。
構造:
「起」は潜在モードでのみ使われます。
例:V + 得 + 起, V + 不 + 起
:*買起, *沒買起.
使い方:
1.「起」と結びつく動詞は限られています。
吃, 喝, 買, 住, 租, 穿, 用, 付など
どの動詞についても意味は一定で、その行為をするために十分なお金がある、ということです。
2.「起」は「看」構文とも結びつくことができます。
看得起 誰かを尊敬する
看不起 誰かを見下す、軽蔑する